後部座席を倒して寝る一般車の車中泊でも、ポータブル電源を使えば夜の快適さが大きく変わります。ポイントは「夜通し使うもの」にお金と容量を集中させることです。
この記事でわかること
- ✓夜通し使うのは電気毛布と冷蔵庫が中心
- ✓2人・1泊はLクラス(実効800Wh超)を目安にする
- ✓温度設定とタイマーで消費をコントロールする
1. 夜の主役は「電気毛布」と「冷蔵庫」
車中泊の電力消費の大半は電気毛布と冷蔵庫が占めます。電気毛布は60W×8時間で480Wh/台、冷蔵庫は終日45W前後。この2つをどう運用するかで、必要な容量が決まります。
2. 2人・1泊の容量目安
電気毛布2人分と冷蔵庫を夜通しまわすなら、実効800〜1200Wh(定格でLクラス)が目安です。毛布の温度を「弱」にして使用時間を絞れば、Mクラスでも対応できます。
| 使うもの(2人・1泊) | 消費 |
|---|---|
| 電気毛布×2(60W×7時間) | 約840Wh |
| ポータブル冷蔵庫(45W×12時間) | 約540Wh |
| スマホ・照明 | 約80Wh |
| 合計(実効を考慮)→ 必要定格 | Lクラス(1000〜1200Wh級) |
毛布の温度を「弱」にしてタイマーでOFFにすれば、この例の毛布分は半分程度に抑えられます。そうするとM〜Lクラスでも対応できる分まで消費を落とせるのが、車中泊運用のポイントです。
3. 運用のコツ
- ▪毛布は温度設定を下げて、タイマーで就寝後に切る
- ▪走行中のシガーソケットで充電(走行充電対応機なら)
- ▪朝の充電を習慣にして日中に満タンへ
4. 安全な車内設置
走行中の振動で電源が倒れると危険です。本体は必ず固定し、配線がドアに挟まれる場所を通さないようにしてください。大容量機は10kg超なので、転倒対策を最優先します。